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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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8.3.3 SQL Developerを使用したデータベース接続の作成

データベース接続は、特定のデータベースの特定のユーザーとしてそのデータベースに接続するために必要な情報を指定するSQL Developerオブジェクトです。SQL Developerを使用するには、1つ以上の(既存の、作成済の、またはインポート済の)データベース接続が必要です。

データベース接続を作成する手順は、次のとおりです。

  1. SQL Developerの「接続」ナビゲータで「接続」ノードを右クリックし、「新規接続」を選択します。

    「Oracle」タブを含む「データベース接続の作成/選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 次の情報を入力します。
    • 「接続名」フィールドに、このデータベース接続に使用する名前を入力します。

    • 「ユーザー名」フィールドに、このデータベース接続を作成する対象となるユーザーの名前を入力します。

    • 「パスワード」フィールドに、ユーザーのパスワードを入力します。

    • 「接続タイプ」フィールドで、データベース接続タイプを選択します。

      接続タイプには次のものがあります。

      • 基本

      • TNS

      • LDAP

      • 拡張

      • ローカル/Bequeath

      接続タイプを選択すると、次のフィールドは、選択した接続タイプに合わせて変更されます。この例では、「基本」接続タイプのフィールドについて説明します。

    • 「ロール」フィールドで、ユーザーに割り当てられたロールに基づいて、「デフォルト」または「sysdba」を選択します。

    • 「ホスト名」フィールドに、データベースが置かれているホストの名前を入力します。

    • 「ポート」フィールドに、データベースのポートを入力します。

    • 「SID」フィールドで、データベースのSIDを入力します(データベース接続の対象が非CDBユーザーまたはマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)ユーザーである場合)。

      非CDBまたはCDBへのデータベース接続が管理ユーザー(SYSなど)に対して作成される場合、その接続の「ロール」フィールドには通常SYSDBAが指定されます。

    • 「サービス名」フィールドで、ドメイン名を含むプラガブル・データベース(PDB)のサービス名を入力します(データベース接続の対象がPDBユーザーである場合)。

      PDBへのデータベース接続が管理ユーザー(SYSなど)に対して作成される場合、その接続の「ロール」フィールドには通常SYSDBAが指定されます。

  3. オプションで、「テスト」をクリックして、指定したデータで指定したユーザーがデータベースに接続できることをテストします。
  4. 終了したら、「接続」をクリックして、データベース接続を使用して接続するか、「保存」をクリックして、データベース作成を保存します。

関連項目:

  • データベース接続の作成、編集、エクスポートおよびインポートの詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • Oracle Database 12cで導入されたマルチテナント・アーキテクチャ(これを使用すると、ユーザーが作成したゼロ(0)個以上のプラガブル・データベース(PDB)を含むマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)としてOracleデータベースを機能させることが可能)の概要は、『Oracle Database概要』を参照してください。非CDBは、PDBを含めることができない従来のOracleデータベースです。Oracle Database 12cより前のOracle Databaseはすべて非CDBでした。

  • CDBの作成と構成の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。