特定のユーザー、ユーザー・グループまたはアプリケーションに関して、すべてのアプリケーション・データを、バックアップおよびリカバリまたはメンテナンス目的で、別々の表領域または表領域のセットに保持することが有効な場合があります。たとえば、ハードウェアまたはソフトウェアの障害のためにバックアップからすべてのアプリケーション・データをリカバリする場合、オフライン・リストアを実行できます。アプリケーション・データを個別の表領域に保持すると、他のデータベース・アプリケーションの操作に影響を与えることなく、該当する表領域のみをオフラインにしてリカバリできます。
これらの大きいパーティション化された表を持つ一部のアプリケーションは、複数の表領域でデータ分散を行うことで利点があります。頻繁にアクセスされるデータはパフォーマンスの高いディスクに配置され、めったに検索されないデータはより費用のかからない記憶域に配置されます。このデータを分散する方法は使用可能な記憶域の最適な使用方法です。
表領域を作成するには、次のようにします。
関連項目:
「表領域について」