データベースを作成して構成するか、またはデータベース・ソフトウェアのインストールのみを行うかを選択できます。
インストール時に、事前構成済データベースまたはカスタム構成済データベースを作成できます。インストール中にデータベースを作成するよう選択しなかった場合、インストール後にDatabase Configuration Assistant (DBCA)を実行してデータベースを作成する必要があります。
注意:
データベースを作成および構成するように選択した場合は、インストールの完了後に、Oracle Universal Installer (OUI)によってDBCAが起動され、データベースが構成されます。
OUIを使用してデータベース・ソフトウェアのみをインストールするように選択した場合は、インストール後に手動でDBCAを実行して、データベースを作成および構成する必要があります。この方法では、データベース構成の制御に詳細オプションを使用できます。
事前構成済データベースは、Oracleで提供するテンプレートまたはユーザーが作成したテンプレートに基づいています。Oracleで提供する各テンプレートは、特定のワークロード・タイプ用に最適化されています。事前構成済データベースのタイプの詳細は、表2-2を参照してください。
インストール方法としてデスクトップ・クラスを選択した場合は、汎用データベース・テンプレートが使用されます。独自のデータベース構造を構成するカスタム・データベースを作成する場合は、「Oracle Databaseの拡張インストールについて」を参照してください。
注意:
新しいデータベースを作成する必要がある場合は、より高速で簡単な事前構成済データベースのインストールをお薦めします。このデータベースは、作成後にカスタマイズできます。