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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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5.1.4.2 プログラム・グローバル領域

プログラム・グローバル領域(PGA)は、サーバー・プロセスのデータおよび制御情報が含まれるメモリー領域です。これはサーバー・プロセスの開始時にOracle Databaseによって作成される非共有メモリーです。PGAへのアクセスは、サーバー・プロセスごとに排他的です。各サーバー・プロセスごとに1つのPGAが存在します。バックグラウンド・プロセスにも独自のPGAが割り当てられます。Oracle Databaseインスタンスに連結されるすべてのバックグラウンドおよびサーバー・プロセスに割り当てられるPGAメモリーの合計はインスタンスPGAメモリー合計と呼ばれ、個々のPGAの集合はインスタンスPGA合計、または単にインスタンスPGAと呼ばれます。

PGAメモリーの使用量とPGAの内容は、インスタンスが専用サーバー・モードと共有サーバー・モードのどちらで実行されているかによって異なります。

PGAは、SQL文を処理し、ログオンその他のセッション情報を保持するために使用されます。PGAの大部分は、ソートなどのSQL処理に使用する作業用メモリー領域であるSQL作業領域に使用されます。

関連項目: