Oracle Databaseでは、データベースにプログラム・コードを格納できます。開発者はPL/SQLまたはJavaでプログラム・コードを書き込み、そのコードをスキーマ・オブジェクトに格納します。DBAとして、SQL Developerを使用して、次のようなプログラム・コード・オブジェクトを管理できます。
PL/SQLパッケージ、プロシージャ、ファンクションおよびトリガー
Javaソース・コード(Javaソース)およびコンパイルされたJavaクラス
実行できるアクションには、これらのコード・オブジェクトの作成、コンパイル、シノニムの作成、権限の付与および依存性の表示が含まれます。また、SQL Developerを使用して、PL/SQLコード・オブジェクトを編集およびデバッグすることもできます。スキーマ・サブページの「プログラム」セクションにあるリンクをクリックして、これらのオブジェクトの管理ページにアクセスします。
プログラム・コード・オブジェクトの作成および管理は主にアプリケーション開発者に責任があることに注意してください。ただし、DBAとしてこれらのオブジェクトの管理のサポートを要求される可能性もあります。プログラム・コード・オブジェクトが依存するスキーマ・オブジェクトが変更または削除されるとプログラム・コード・オブジェクトが無効になる可能性があるため、プログラム・コード・オブジェクトに関する最も頻度の高いタスクは、プログラム・コード・オブジェクトを再検証(コンパイル)することになります。
注意:
プログラム・コード・オブジェクト以外のタイプのスキーマ・オブジェクトは無効になります。たとえば、表を削除すると、その表を参照するビューが無効になります。
関連項目:
サーバー側のプログラミングに使用するPL/SQLとJavaの概要は、『Oracle Database概要』を参照してください。
JavaソースおよびJavaクラスの詳細は、『Oracle Database 2日でJava開発者ガイド』を参照してください。
PL/SQLコードの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。
オブジェクトの無効化の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。