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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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9.1.1.2 PDBのバックアップおよびリカバリ

バックアップおよびリカバリ操作は、単一のプラガブル・データベース(PDB)または複数のPDBに対して実行できます。Oracle Recovery Manager (RMAN)コマンドは同じですが、複数のPDBに対する操作の実行で使用する構文は一部変更します。

単一のPDBでバックアップおよびリカバリ操作を実行するには、TARGETとしてPDBまたはルートに接続できます。

単一のコマンドを使用して複数のPDBでバックアップおよびリカバリ操作を実行するには、ルートに接続する必要があります。PLUGGABLE DATABASE句の後に、操作を実行する対象のPDBのリストを指定して使用します。次の例では、ルートに接続されている場合にhrpdbsalespdbおよびinvpdbの各PDBをバックアップします。

BACKUP PLUGGABLE DATABASE hrpdb, salespdb, invpdb;

注意:

PDBに直接接続している場合には、一部の操作は使用できません。これらの操作のリストは、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

関連項目:

PDBのバックアップおよびリカバリの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』で次の項を参照してください。

  • ターゲットとしてのPDBへの接続

  • ターゲットとしてのrootへの接続

  • RMANを使用したPDBのバックアップ

  • RMANによるPDBの完全リカバリの実行

  • PDBのPoint-in-Timeリカバリの実行

  • PDBの検証

  • PDBのレポート