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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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3.1 データベースの管理: 概要

この項では、Oracle Databaseインスタンスの管理タスクの概要について説明します。別のタスクの詳細は、このガイドの各章で説明します。

Oracle Databaseを管理するには、次の手順を実行します。

  1. データベース・インスタンスを起動します。

    インストール後にインスタンスが起動し、データベースがオープンされます。将来電力またはメディア障害によりデータベースのメンテナンスの実行、またはデータベース・インスタンスの終了および再起動をする可能性があります。

    Oracleインスタンスの停止および起動を参照してください。

  2. クライアントのデータベースへの接続を有効にするには、オプションでネットワーク環境を構成します。

    「ネットワーク環境の構成」を参照してください。

  3. データベース記憶域構造(表領域とデータファイル、オンラインREDOログ・ファイルおよび制御ファイル)を確認します。必要に応じて、記憶域構造を作成または変更します。

    「データベース記憶域構造の管理」を参照してください。

  4. メモリーの割当てを確認し、必要に応じて調整します。

    メモリーの管理を参照してください。

  5. 必要に応じて、事前定義したデータベースのユーザーを確認し、ロックを解除して、パスワードをリセットします。新規ユーザーを作成し、ロールおよび権限を割り当てます。

    「ユーザー・アカウントおよびセキュリティの管理」を参照してください。

  6. 表、ビューおよび索引を含む必要なスキーマ・オブジェクトを作成します。表にデータを入力します。

    「スキーマ・オブジェクトの管理」を参照してください。

  7. データベースのバックアップ計画を作成または確認し、データベースのバックアップを作成します。

    「バックアップおよびリカバリの実行」を参照してください。

  8. まだ使用可能になっていない場合は、オンラインREDOログ・ファイルのアーカイブを使用可能にします。

    リカバリ設定の構成を参照してください。

  9. データベース・パフォーマンスを監視し、パフォーマンスの問題を診断し、必要に応じてデータベースをチューニングします。

    「データベースの監視およびチューニング」を参照してください。

  10. 最新のリリースを使用して、Oracle Databaseソフトウェアを最新の状態に保ちます。

    「Oracle Databaseソフトウェアの管理」を参照してください。