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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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8.4.1.3 表レベルの制約について

Oracle Databaseでは、データの整合性を確保するためのルールを適用できます。たとえば、従業員のデータを含む表では、従業員名列の値としてNULLは受け入れられません。同様に、この表では同一のIDを持つ従業員が2人存在することはできません。

Oracle Databaseでは、表レベルおよび列レベルの両方で制約と呼ばれるデータの整合性規則を適用できます。制約に違反する行を挿入または更新を試行するSQL文はエラーになり、ロールバックされます。同様に、データが入力されている表に新しく制約を適用すると、既存の行が新しい制約に違反する場合、エラーになります。

表レベルで適用できる制約のタイプは次のとおりです。

制約が作成され、通常、異なるステータスで変更できます。オプションで有効または無効を選択すると、行が追加または変更されるときに制約をチェックするかどうかを決定できます。また、オプションで遅延、または即時を選択すると、制約の検証をトランザクションの最後に行うか、文の最後に行うかを決定できます。

関連項目:

  • 制約の詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。