DBMS_XDB_ADMIN
パッケージは、Oracle XML DBリポジトリを管理するインタフェースを提供します。
関連項目: Oracle XML DBリポジトリの詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。 |
この章では、次の項目について説明します。
概要
推奨されないサブプログラム
セキュリティ・モデル
次の表に、このパッケージのサブプログラムをアルファベット順に示します。
表182-1 DBMS_XDB_ADMパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
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Digest認証で使用するNonce値を生成します。 |
CREATEREPOSITORYXMLINDEXプロシージャ |
(非推奨)XML DBリポジトリにXMLIndexを作成します。 |
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(非推奨)XML DBリポジトリのXMLIndexを削除します。 |
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デフォルトのXDBウォレット・ディレクトリにデフォルトのXDBウォレットをインストールします。 |
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XDB(ユーザー)を指定した表領域に移動します。 |
REBUILDHIERARCHICALINDEXプロシージャ |
インポートまたはエクスポート操作後に、階層の索引を再作成します。 |
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(非推奨)XML DBリポジトリ内のパスを入力として使用し、この指定されたパスの下のすべてのリソースの索引を作成します。 |
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(非推奨)指定したパスの索引を削除します。 |
注意: Oracle Database 11gでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。 |
このプロシージャは、XML DBリポジトリにXMLIndexを作成します。
注意: Oracle Database 11gでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。 |
このプロシージャは、XML DBリポジトリのXMLIndexを削除します。
このプロシージャは、デフォルトのXDBウォレット・ディレクトリにデフォルトのXDBウォレットをインストールします。XDBウォレットが格納されているディレクトリ名には、ORACLE_BASE
(定義されている場合)によって、またはORACLE_HOME
のいずれかによって接頭辞が設定されます。その後ろに/admin/
db_name
/xdb_wallet
が続きます。ここで、db_nameは一意のデータベース名です。
このプロシージャは、指定した表領域にXDB(ユーザー)を移動します。
使用上の注意
この処理は、すべての同時XDBセッションの終了を待機します。
MOVEXDB_TABLESPACE
が失敗した場合は、さらにコマンドを発行する前に、データベースを再起動する必要があります。そうしないと、データベースの動作が予期しないものになります。
デフォルトでは、XDBリポジトリはSYSAUX
表領域に常駐しています。このプロシージャを使用して、別の表領域に移動させることができます。ベスト・プラクティスとして、XDBリポジトリに専用の表領域を作成し、それを他のオブジェクト(表など)と共有しないことをお薦めします。XDBリポジトリが含まれている表領域をREAD
ONLY
に設定しないでください。このように設定すると、実行中の様々なXML操作に影響することがあるためです。
このプロシージャは、インポートまたはエクスポート操作後に、階層の索引を再作成します。これは、データを索引表からエクスポートできないため必要です。
注意: Oracle Database 11gでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。 |
このプロシージャは、リポジトリxmlindexにパスで識別されたリソースを追加するか(recurse
がFALSE
の場合)、またはリポジトリxmlindexにパスをルートとするリソースのサブツリーを追加します(recurse
がTRUE
の場合)。recurse
のデフォルト値はTRUE
です。