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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl modify policyset

既存のポリシー・セットを変更するには、crsctl modify policysetコマンドを使用します。

構文

crsctl modify policyset {-attr "attr_name=attr_value[,attr_name=attr_value[, ...]]" | -file file_name} [-ksp]

パラメータ

表E-47 crsctl modify policysetコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
attr_name

変更するポリシー属性の名前で、前に-attrフラグを付けます。このコマンドでは、次の属性を指定できます。

  • ACL
  • LAST_ACTIVATED_POLICY
  • SERVER_POOL_NAMES
attr_value

ポリシー属性の値。

注意: attr_nameパラメータおよびattr_valueパラメータは、カンマで区切って二重引用符("")で囲む必要があります。次に例を示します。

-attr "ACL='owner:mjkeenan:rwx,pgrp:svrtech:rwx,other::r--',
SERVER_POOL_NAMES=sp1 sp2 Free"
-file file_name

-attrのかわりにこのパラメータを指定する場合、ポリシー・セット定義が含まれるファイルの名前を入力します。

-ksp

このパラメータを指定した場合、CRSCTLによってシステムのサーバー・プールが保持されるため、それらは独立した状態で、ポリシー・セットの管理対象にはなりません。

使用上の注意

  • このコマンドの実行に必要な権限は、ポリシー・セットのACL属性の値によって異なります

  • -fileパラメータを使用するか、またはcrsctl modify policyコマンドを実行することでのみ、ポリシー定義を指定できます

既存のポリシー・セットを変更するには、rootまたはOracle Clusterwareインストール所有者として次のコマンドを実行します。

# crsctl modify policyset –file my_policy_set.def