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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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cluvfy stage -pre dbcfg

Oracle RACデータベースを構成する前に指定したノードをチェックして、システムがデータベースの作成またはデータベースの構成の変更を行うためのすべての基準を満たしているかどうかを検証するには、cluvfy stage -pre dbcfgコマンドを使用します。

構文

LinuxおよびUNIXプラットフォームの場合:

cluvfy stage -pre dbcfg -n node_list -d Oracle_home [-fixup] [-fixupnoexec]
  [-method {sudo -user user_name [-location directory_path] | root}]
  [-servicepwd] [-verbose]

Windowsプラットフォームの場合:

cluvfy stage -pre dbcfg -n node_list -d oracle_homew [-fixup] [-fixupnoexec]
  [-verbose] [-servicepwd]

パラメータ

表A-29 cluvfy stage -pre dbcfgコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-n node_list

検証を行う非ドメイン修飾ノード名のカンマ区切りリストです。

-d Oracle_home

チェックされているデータベースのOracleホーム・ディレクトリの場所です。

-fixup

検証が失敗した場合に、可能であればCVUで修正操作を実行するように指定します。

-fixupnoexec

検証が失敗した場合に、CVUで修正データを生成し、生成された修正を手動で実行するための指示を表示するように指定します。

-method {sudo -user user_name
 [-location dir_path] | root}

rootユーザー・アクセスの権限委任方法がsudorootかを指定します。sudoを指定すると、root権限ですべてのノードにアクセスするためにユーザー名を指定する必要があります。必要に応じて、sudo実行可能ファイルのファイル・システムのフルパスも指定します。

-servicepwd

このオプションを指定した場合、-seviceuserオプションを指定した場合にcluvfy stage -pre dbinstコマンドによって実行されるものと同様のチェックがCVUによって実行されます。CVUは、レジストリからユーザー名を判別し、ウォレットが存在する場合でもサービス・ユーザーのパスワードを求めます。入力したパスワードは、CVUによって、ウォレットに格納されているパスワードとチェックされます。

サービス・パスワードがウォレットに存在しない場合、または-servicepwdオプションを指定しなかった場合、CVUはユーザー名とパスワードをチェックしません。

注意: このパラメータは、Windowsのみに適用されます。

-verbose

CVUは詳細な出力を表示します。