Oracle RACデータベースを構成する前に指定したノードをチェックして、システムがデータベースの作成またはデータベースの構成の変更を行うためのすべての基準を満たしているかどうかを検証するには、cluvfy stage -pre dbcfg
コマンドを使用します。
LinuxおよびUNIXプラットフォームの場合:
cluvfy stage -pre dbcfg -n node_list -d Oracle_home [-fixup] [-fixupnoexec] [-method {sudo -user user_name [-location directory_path] | root}] [-servicepwd] [-verbose]
Windowsプラットフォームの場合:
cluvfy stage -pre dbcfg -n node_list -d oracle_homew [-fixup] [-fixupnoexec] [-verbose] [-servicepwd]
表A-29 cluvfy stage -pre dbcfgコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-n node_list
|
検証を行う非ドメイン修飾ノード名のカンマ区切りリストです。 |
-d Oracle_home
|
チェックされているデータベースのOracleホーム・ディレクトリの場所です。 |
-fixup |
検証が失敗した場合に、可能であればCVUで修正操作を実行するように指定します。 |
-fixupnoexec |
検証が失敗した場合に、CVUで修正データを生成し、生成された修正を手動で実行するための指示を表示するように指定します。 |
-method {sudo -user user_name [-location dir_path] | root} |
rootユーザー・アクセスの権限委任方法が |
-servicepwd |
このオプションを指定した場合、 サービス・パスワードがウォレットに存在しない場合、または 注意: このパラメータは、Windowsのみに適用されます。 |
-verbose |
CVUは詳細な出力を表示します。 |