各宛先ノードで、次のインストール前の手順を実行します。
カーネル・パラメータの指定
Oracle Clusterwareデバイス用のブロック・デバイスの構成
ブロック・デバイスの権限が正しく設定されていることの確認
/etc/hosts
ファイル内のすべての名前に対する短い非ドメイン修飾の名前の使用
ping
コマンドによる、インターコネクト・インタフェースが到達可能かどうかのテスト
ping
コマンドによる、クローニング・プロセスの開始時にVIPアドレスがアクティブでないことの検証(VIPアドレスのping
コマンドは失敗する必要があります)
ベンダーのクラスタウェアを実行しているAIXシステムおよびSolaris x86-64-bitシステムでクラスタにノードを追加する場合は、クラスタにノードを追加する前に、ノードでrootpre.sh
スクリプト(DVDからOracle Clusterwareをインストールした場合はマウント・ポイント、ソフトウェアをダウンロードした場合はtarファイルを解凍したディレクトリにあります)を実行する必要があります。
CVUの実行によるハードウェアおよびオペレーティング・システム環境の検証
インストール前の全チェックリストは、ご使用のプラットフォーム固有のOracle Clusterwareインストレーション・ガイドを参照してください。
注意:
従来のインストール方法とは異なり、クローニング・プロセスでは、準備フェーズ中に入力が検証されません。(これと比較して、OUIを使用した従来のインストール方法では、インタビュー・フェーズ中に様々なチェックが実行されます。)したがって、ハードウェア設定または準備フェーズ中にミスをすると、クローニング・インストールは失敗します。