Oracle Grid Infrastructureホームが共有ホームでない場合は、Oracle Grid Infrastructureホームのコピーを宛先クラスタの各ノードにリストアします。ソース・ノードのOracle Grid Infrastructureホームで使用されているディレクトリ構造と同じディレクトリ構造を使用します。Oracle Grid Infrastructureホームが共有ホームの場合、この手順はスキップします。
たとえば、LinuxまたはUNIXシステムで、次のようなコマンドを実行します。
[root@node1 root]# mkdir -p location_of_the_copy_of_the_Grid_home
[root@node1 root]# cd location_of_the_copy_of_the_Grid_home
[root@node1 crs]# tar -zxvf /gridHome.tgz
この例で、location_of_the_copy_of_the_Grid_home
は、/u01/app/12.1.0/grid
などのOracle Grid Infrastructureホームのインストール先のディレクトリ構造を表します。クローニング・プロセスでは、Gridホームの場所を変更できます。
Windowsシステムの宛先ノードで、Oracle Grid Infrastructureホームを解凍します。ディレクトリ構造は、Oracle Grid Infrastructureホームが存在するソース・ノードのディレクトリ構造と同じにします。