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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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クローニング時に生成されたログ・ファイルの配置と表示

クローニング・スクリプトは、それぞれがログ・ファイルを生成できる複数のツールを実行します。clone.plスクリプトの実行が終了した後、これらのログ・ファイルを参照して、クローニング手順のステータスに関する詳細情報を入手することができます。表8-3では、クローニング時に生成される、診断に重要なログ・ファイルを示します。

注意:

表8-3Central_inventoryは、Oracle Inventoryディレクトリを表します。

表8-3 クローニングのログ・ファイルおよび説明

ログ・ファイルの名前および場所 説明
Central_inventory/logs/cloneActions/timestamp.log

クローニングのOUI部分で行われたアクションの詳細ログが含まれます。

Central_inventory/logs/oraInstall/timestamp.err

OUIの実行中に発生したエラーに関する情報が含まれます。

Central_inventory/logs/oraInstall/timestamp.out

その他の情報が含まれます。

表8-4は、様々なプラットフォーム用のOracle Inventoryディレクトリの場所を示しています。

表8-4 Oracleインベントリ・ディレクトリの位置の確認

システムのタイプ Oracleインベントリ・ディレクトリの位置

LinuxおよびIBM AIXを除くすべてのUNIXコンピュータ

/var/opt/oracle/oraInst.loc

IBM AIXおよびLinux

/etc/oraInst.loc

Windows

C:\Program Files\Oracle\Inventory