高速ホーム・プロビジョニング・クライアントの構成ファイルをOracle Clusterware構成に追加するには、このコマンドを使用します。
srvctl add rhpclient
コマンドは、次の構文で使用します。
srvctl add rhpclient -clientdata path_to_file [-diskgroup disk_group_list -storage base_path]
注意:
このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。
このコマンドではOracle Clusterwareリソースは作成されません。
表F-31 srvctl add rhpclientのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-clientdata
path_to_file
|
高速ホーム・プロビジョニング・クライアントのデータを含むファイルのパスを指定します。 |
-diskgroup
disk_group_list
|
イメージを格納するためのOracle ACFSファイル・システムを作成するディスク・グループのリストを指定します。 |
-storage base_path
|
すべてのクラスタ・ノードで利用できる場所を指定します。この場所は、高速ホーム・プロビジョニング・クライアント上のイメージの記憶域として作成するOracle ACFSをマウントするために使用されます。 |
このコマンドは、高速ホーム・プロビジョニング・サーバーでは実行できません。
このコマンドを実行するには、LinuxおよびUNIXプラットフォームではroot
ユーザー、Windowsプラットフォームでは管理者ユーザーである必要があります。
-storage
パラメータを指定する場合は、構成済のOracle ACFSが必要です。
Oracle Clusterwareをインストールしたユーザーがデフォルト・ユーザーになり、ユーザー・リストに追加されます。