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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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srvctl add rhpclient

高速ホーム・プロビジョニング・クライアントの構成ファイルをOracle Clusterware構成に追加するには、このコマンドを使用します。

構文およびパラメータ

srvctl add rhpclientコマンドは、次の構文で使用します。

srvctl add rhpclient -clientdata path_to_file
 [-diskgroup disk_group_list -storage base_path]

注意:

  • このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。

  • このコマンドではOracle Clusterwareリソースは作成されません。

表F-31 srvctl add rhpclientのパラメータ

パラメータ 説明
-clientdata
 path_to_file

高速ホーム・プロビジョニング・クライアントのデータを含むファイルのパスを指定します。

-diskgroup
 disk_group_list

イメージを格納するためのOracle ACFSファイル・システムを作成するディスク・グループのリストを指定します。

-storage base_path

すべてのクラスタ・ノードで利用できる場所を指定します。この場所は、高速ホーム・プロビジョニング・クライアント上のイメージの記憶域として作成するOracle ACFSをマウントするために使用されます。

使用上の注意

  • このコマンドは、高速ホーム・プロビジョニング・サーバーでは実行できません。

  • このコマンドを実行するには、LinuxおよびUNIXプラットフォームではrootユーザー、Windowsプラットフォームでは管理者ユーザーである必要があります。

  • -storageパラメータを指定する場合は、構成済のOracle ACFSが必要です。

  • Oracle Clusterwareをインストールしたユーザーがデフォルト・ユーザーになり、ユーザー・リストに追加されます。

次に、このコマンドの例を示します。

# srvctl add rhpclient -clientdata /tmp/gnsdata -storage -diskgroups