Oracle Clusterwareの構成からリソースを削除するには、crsctl delete resourceコマンドを使用します。
crsctl delete resource
crsctl delete resource resource_name [-i] [-f]
表E-5 crsctl delete resourceコマンドのパラメータ
resource_name
削除するリソースの名前を指定するか、削除する複数のリソースの空白区切りのリストを指定します。
-i
-iを指定すると、このコマンドの処理でOracle Clusterwareがリソースまたはその依存リソースをロック解除するのを待機する必要がある場合、コマンドはエラーを戻します。コマンドが互いに影響しないように、Oracle Clusterwareによってリソースまたは他のオブジェクトがロックされることがあります。
-f
実行中のリソースを削除する場合、または他のリソースがこのリソースにhard依存性を持っていてもこのリソースを削除する場合、強制パラメータを使用します。
resource_nameパラメータは必須です。
指定したリソースを削除するには、読取りおよび書込み権限が必要です。
oraで始まる名前を持つリソースはOracleリソースであるため、これらのリソースにはこのコマンドを使用しないでください。
Oracle Clusterwareからリソースを削除するには、次のコマンドを実行します。
# crsctl delete resource myResource