プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

OLSNODESコマンドのサマリー

olsnodesコマンドでは、キーワードは使用しませんが、1つ以上のオプションを指定できます。使用可能なオプションは、表C-1を参照してください。

構文

olsnodes [[-n] [-i] [-s] [-t] [node_name | -l [-p]] | [-c]] [-a] [-g] [-v]

コマンド・パラメータを指定せずに、olsnodesコマンドを発行すると、クラスタのノードのリストが戻されます。

[root@node1]# olsnodes
node1
node2
node3
node4

表C-1 OLSNODESのコマンド・オプション

コマンド 説明

-n

クラスタに参加しているすべてのノードを表示し、割り当てられているノード番号も含まれます。

-i

クラスタに参加しているすべてのノードを表示します。各ノードに割り当てられている仮想インターネット・プロトコル(VIP)アドレス(すなわちノード名を含むVIPアドレス)も含まれます。

-s

ノードのステータス(activeまたはinactive)を表示します。

-t

ノード・タイプ(pinnedまたはunpinned)を表示します。

node_name

特定のノードの情報を表示します。

-l [-p]

ローカル・ノードを表示し、ローカル・ノードへのプライベート・インターコネクトを含めます。-pオプションは、-lオプションとともに指定したときのみ有効です。

-c

クラスタの名前を表示します。

-a

クラスタ内のアクティブなノードのみを重複なしで表示します。

-g

クラスタ検証の詳細情報を記録します。

-v

クラスタ検証の情報を冗長モードで記録します。My Oracle Supportからの指示があった場合にのみ、デバッグ・モードで使用します。

例1: 現在クラスタ内にあるすべてのノードのVIPアドレスの表示

現在クラスタのメンバーである各ノードのVIPアドレスを表示するには、次のコマンドを使用します。

[root@node1]# olsnodes -i
node1    168.92.1.1
node2   168.192.2.1
node3   168.192.3.1
node4   168.192.4.1

例2: クラスタ・メンバーのノード名およびノード番号の表示

クラスタ内の各ノードのノード名およびノード番号を表示するには、次のコマンドを使用します。

[root@node1]# olsnodes -n
node1    1
node2    2
node3    3
node4    4

例3: クラスタ・メンバーのノード・ロールの表示

クラスタ内の各ノードのノード・ロールを表示するには、次のコマンドを使用します。

[root@node1]# olsnodes -a
node1    Hub
node2    Hub
node3    Leaf
node4    Leaf