既存のIPMIベースの障害分離構成を変更するには(IPMIパスワードを変更したり、既存のインストールで障害分離用にIPMIを構成する場合など)、ご使用のプラットフォームに適したIPMI構成ツールでCRSCTLを使用します。たとえば、IPMIの管理者パスワードを変更するには、まず『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』で説明しているようにIMPI構成を変更してから、CRSCTLを使用してOLR内のパスワードを変更します。
Oracle Clusterwareで必要なIPMIの構成データはOCRのOracle Walletに保存されています。構成情報はセキュアなストアに保持されるため、この情報はOracle Clusterwareインストールの所有者アカウント(グリッド・ユーザー)が書き込む必要があり、このインストールのユーザーとしてログインする必要があります。
既存のIPMI構成を変更するには、次の手順を実行します。
関連項目:
これらのCRSCTLコマンドの詳細は、「Oracle RAC環境のCRSCTLコマンド」を参照してください。