Oracle Clusterwareのインストール時にIPMIをインストールする場合は、障害分離を2つのフェーズで構成します。インストールを開始する前に、サーバー・オペレーティング・システムにIPMIドライバをインストールして有効にし、各ノードでIPMIハードウェア(IPアドレス・モード、管理資格証明など)を構成する必要があります(『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照)。Oracle Clusterwareをインストールすると、インストーラによって、IPMI管理者のユーザーIDおよびパスワードが収集され、ノードのローカル記憶域の(OLRにある)Oracle Walletに格納されます。
サーバーの構成が完了したら、各クラスタ・ノードで次の手順を実行し、ノードにIPMI管理者およびパスワードを登録します。
注意:
IPMIがDHCPを使用してIPアドレスを取得するように構成されている場合は、IPMIをリセットするか、またはノードを再起動して、アドレスを取得するようにする必要がある可能性があります。