クラスタにサーバー・プールを作成する機能は、クラスタ管理者に制限されています。以前のリリースでは、デフォルトでは、登録されているすべてのオペレーティング・システム・ユーザーがクラスタ管理者とみなされましたが、このデフォルトは必要に応じてcrsctl add | delete crs administrator
コマンドを使用して変更できました。ただし、このリリースではこれらのコマンドの使用は非推奨であり、かわりに、ポリシー・セットのアクセス制御リスト(ACL)を使用してサーバー・プールの作成機能を制御する必要があります。
原則として、サーバー・プールを作成する権限を持つには、オペレーティング・システム・ユーザー、またはそのユーザーがメンバーとして属するオペレーティング・システム・グループの読取り、書込みおよび実行権限がACL
属性に設定されている必要があります。crsctl modify policyset –attr "ACL=
value
"
コマンドを使用して、オペレーティング・システム・ユーザーおよびグループの権限を追加したり削除します。