CVUにクラスタのすべてのノードのリストを提供するには、-n allと入力します。CVUは、次の順序でノード・リストの取得を試行します。
ベンダーのクラスタウェアが使用可能な場合、CVUは、lsnodesユーティリティを使用して、構成されているすべてのノードをベンダーのクラスタウェアから選択します。
Oracle Clusterwareがインストールされている場合、CVUは、olsnodesユーティリティを使用して、構成されているすべてのノードをOracle Clusterwareから選択します。
ベンダーのクラスタウェアおよびOracle Clusterwareのいずれもインストールされていない場合、CVUは、構成ファイルでCV_NODE_ALLキーの値を検索します。
ベンダーのクラスタウェアおよびOracle Clusterwareのいずれもインストールされておらず、構成ファイルにCV_NODE_ALLというキーが存在しない場合、CVUは、環境変数CV_NODE_ALLの値を検索します。この変数が設定されていない場合、CVUはエラーをレポートします。
環境変数を設定してその変数をCVUコマンドに使用すると、部分的なノード・リストを提供できます。たとえば、LinuxまたはUNIXのシステム上で次のように入力できます。
setenv MYNODES node1,node3,node5 cluvfy comp nodecon -n $MYNODES [-verbose]