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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl modify wallet

特定のウォレットで特定のユーザーのパスワードを変更するには、crsctl modify walletコマンドを使用します。

構文

crsctl modify wallet -type wallet_type [-name name] [-user user_name -passwd]

表E-14 crsctl modify wallet

パラメータ 説明
-type wallet_type

変更するウォレットのタイプを指定します(APPQOSADMIN、APPQOSUSER、APPQOSDB、OSUSER、CVUDBなど)。

  • OSUSER: このウォレット・タイプは、ポリシー管理データベースでWindowsサービスを作成する際、またはWindowsサービスのパスワードを更新するために一般的にエージェントによって使用される、権限の低いWindowsユーザーのユーザー名とパスワードを格納します。

  • CVUDB: このウォレット・タイプは、CVUのヘルス・チェック・コンポーネントがデータベースに接続してデータベース・チェックを実行するために使用するデータベース・ユーザー名とパスワードを格納します。

-name name

APPQOSDBウォレットを変更するには、ウォレット名を指定する必要があります。

-user user_name -passwd

パスワードを変更するユーザーの名前を指定する必要があります。標準入力からパスワードを変更します。

使用上の注意

  • このコマンドを使用してユーザー名を変更することはできません。

権限が低いOracleホーム・ユーザーのパスワードを変更するには、次のコマンドを実行します。

$ crsctl modify wallet -type OSUSER -user lp_oracle_home_user -passwd