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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl query wallet

権限の低いウォレットのユーザーを問い合せるには、crsctl query walletコマンドを使用します。

構文

crsctl query wallet -type wallet_type [-name name] [-user user_name] [-all]

表E-15 crsctl query wallet

パラメータ 説明
-type wallet_type

問い合せるウォレットのタイプ(APPQOSADMIN、APPQOSUSER、APPQOSDB、OSUSER、CVUDBなど)。

  • OSUSER: このウォレット・タイプは、ポリシー管理データベースでWindowsサービスを作成する際、またはWindowsサービスのパスワードを更新するために一般的にエージェントによって使用される、権限の低いWindowsユーザーのユーザー名とパスワードを格納します。

  • CVUDB: このウォレット・タイプは、CVUのヘルス・チェック・コンポーネントがデータベースに接続してデータベース・チェックを実行するために使用するデータベース・ユーザー名とパスワードを格納します。

-name name

APPQOSDBウォレットを問い合せるには、ウォレットの名前を指定する必要があります。

-user user_name

OSUSERウォレットのユーザーを問い合せるには、ユーザー名を指定する必要があります。

-all

-allを指定すると、特定のウォレットのすべてのユーザーが表示されます。

OSUSERウォレット内のすべてのユーザーを表示するには、次のコマンドを実行します。

$ crsctl query wallet -type OSUSER -all