crsctl relocate resource {resource_name | resource_name | -all -s source_server | -w "filter"} [-n destination_server] [-k cid] [-env "env1=val1,env2=val2,..."] [-i] [-f]
表E-16 crsctl relocate resourceコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
resource_name
|
再配置するリソースの名前。 |
resource_name | -all -s source_server |
1つの特定のリソース、または再配置対象のリソースの再配置元である特定のサーバーに存在するすべてのリソースを指定します。 |
-w "filter"
|
再配置されるリソースの数を制限するためにOracle Clusterwareによって使用されるリソース・フィルタを指定します。フィルタは二重引用符(
関連項目: 「フィルタ」を参照してください。 |
-n destination_server
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リソースの再配置先サーバーの名前を指定します。宛先サーバーを指定しない場合、Oracle Clusterwareでは各リソースの属性プロファイルに従い、最適なサーバーにリソースが再配置されます。 |
-k cid
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リソースのカーディナリティIDを指定します。このパラメータを指定すると、指定したカーディナリティのリソース・インスタンスがOracle Clusterwareによって再配置されます。 |
-env "env1=val1, env2=val2,..." |
必要に応じて、このコマンドの1つ以上のリソース・プロファイル属性値を上書きできます。複数の環境名/値ペアを指定する場合、各ペアをカンマで区切り、リスト全体を二重引用符( |
-i |
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-f |
再配置対象のリソースに依存している他のリソースが実行中である場合に再配置対象のリソースを強制的に再配置するには、 注意: 1より大きいカーディナリティを持つリソースを再配置する場合、 |
再配置対象のリソースを指定するには、次の3つの方法のいずれかを使用する必要があります。
再配置対象の1つの特定のリソースを指定します。
または、特定のソース・サーバーから再配置する1つの特定のリソースまたはすべてのリソースを指定できます。
3つ目の方法として、Oracle Clusterwareによって再配置対象のリソースの照合に使用されるリソース・フィルタを指定します。
リソースの程度IDが1より大きい場合、このリソースのすべてのインスタンスがOracle Clusterwareによって再配置されます。
指定したリソースを再配置するには、それらのリソースに対する読取りおよび実行権限が必要です。
oraで始まる名前を持つリソースはOracleリソースであるため、これらのリソースにはこのコマンドを使用しないでください。