ノード・リストのすべてのノード間のクロック同期を実行するには、cluvfy comp clocksyncコンポーネント検証コマンドを使用します。CVUは、時刻同期サービス(Oracleクラスタ時刻同期化サービス(CTSS)またはネットワーク・タイム・プロトコル(NTP))が実行されていること、各ノードがクロック同期用に同じ参照サーバーを使用していること、および各ノードの時間オフセットが許容範囲内であることを検証します。
cluvfy comp clocksync
cluvfy comp clocksync [-noctss] [-n node_list] [-verbose]
表A-6 cluvfy comp clocksyncコマンドのパラメータ
-noctss
このオプションを指定した場合、CVUは、CTSSに対してチェックを実行しません。かわりに、CVUはNTPなどのプラットフォーム固有の時刻同期サービスをチェックします。
-n node_list
検証を行う非ドメイン修飾ノード名のカンマ区切りリストです。
このオプションを指定しない場合、CVUは、ローカル・ノードのみをチェックします。
-verbose
CVUは詳細な出力を表示します。