トレース・ファイルの他に、Oracle Clusterware ADRホームのtrace
サブディレクトリには単純なテキストのOracle Clusterwareアラート・ログが含まれます。名前は常にalert.log
です。アラート・ログは、ADRホームのalert
サブディレクトリにXMLファイルとしても書き込まれますが、テキスト・アラート・ログは簡単に読むことができます。
Oracle Clusterwareで問題が発生した場合に、まず確認するのがアラート・ログです。Oracle Databaseインスタンスのアラート・ログとは異なり、Oracle Clusterwareアラート・ログのメッセージは、識別番号が付き、ドキュメント化とローカライズ(翻訳)が行われています。Oracle Clusterwareアラート・メッセージは、発生した重要なイベントまたはエラーのほとんどに対して書き込まれます。
注意:
Oracle Clusterwareトレース・ファイルに書き込まれるメッセージとデータは、通常はドキュメント化も翻訳も行われません。主にMy Oracle Supportが問題を診断するために使用します。