注意:
この手順では、クラスタ内のすべてのノードでのOracle Clusterwareのデフォルトのインストールを前提としています。この場合、Oracle Clusterwareの自動起動は有効になります。
WindowsシステムでOCRをインポートするには、次の手順を実行します。
C:\>olsnodes
C:\>crsctl stop crs
前述のコマンドでOCRの破損のためエラーが戻される場合は、管理者グループのメンバーとして、すべてのノードで次のコマンドを実行し、Oracle Clusterwareを停止します。
C:\>crsctl stop crs -f
C:\>crsctl start crs -excl
表示されるエラーは無視します。
CRSDが動作しているかどうかをチェックします。実行されている場合は、管理者グループのメンバーとして次のコマンドを実行して停止します。
C:\>crsctl stop resource ora.crsd -init
-initフラグは他のコマンドでは使用しないでください。
-init
C:\>ocrconfig -import file_name
OCR構成で指定したOCRデバイスが存在し、これらのOCRデバイスが有効であることを確認します。
元のOCRの場所が存在しない場合は、ocrconfig -importコマンドを実行する前に空(0バイト)のOCRの場所を作成する必要があります。
ocrconfig -import
指定したOracle ASMディスク・グループが存在し、マウントされていることを確認します。
関連項目:
OCR作成の詳細は、『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照してください。
Oracle ASMディスク・グループ管理の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。
C:\>ocrcheck
C:\>crsctl start crs
C:\>cluvfy comp ocr -n all -verbose
CVUの有効化および使用方法の詳細は、「クラスタ検証ユーティリティのリファレンス」を参照してください。