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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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サーバーのカテゴリ化の概要

Oracle Clusterware 11gリリース2 (11.2)では、リソースの配置を指定し、サーバーの割当てとアクセスを管理する手段として、サーバー・プールを導入しました。元々、サーバー・プールは、特定のプールに属するようにサーバーを特徴付ける一連の基本属性に制限されており、サーバーのタイプを区別する方法はなく、すべてのサーバーは、プロセッサ、物理メモリーおよび他の特性に関して等しいとみなされていました。

サーバーのカテゴリ化では、プロセッサ・タイプ、メモリー、他の顕著なシステム機能などの属性を使用して、サーバーを特定のカテゴリに分類できます。プールの適格なメンバーを、特定の一連の属性を共有するサーバーのカテゴリに制限するようにサーバー・プールを構成できます。

注意:

Oracle Database Quality of Service Management (Oracle Database QoS Management)でポリシーを作成する場合、サーバー・プールのディレクティブ・オーバーライドを設定することでサーバーを分類し、policyおよびpolicysetという語を使用するCRSCTLコマンドは無効になります。また、Oracle Clusterwareポリシーの使用からOracle Database QoS Managementポリシーの使用に切り替える場合、Oracle Clusterwareポリシーは置き換えられます。2つのポリシー・タイプは共存できないためです。ポリシーを切り替える前に、crsctl status policyset -file file_nameを使用してバックアップを作成することをお薦めします。

関連項目: