データ・マイニング操作では、1つの表またはビュー内で定義されたデータが必要です。各レコードの情報は別個の行に格納する必要があります。このデータ・レコードは一般的にケースと呼ばれます。各ケースは、必要に応じて一意のケースIDで識別されます。表またはビュー自体は、ケース表と呼ばれます。
マイニングに使用できる表の例として、SH
スキーマのCUSTOMERS
表があります。各顧客のすべての情報は、1つの行に格納されています。CUST_ID
列にケースIDが格納されます。次の例でリスト表示されている行は、SH.CUSTOMERS
から選択されています。
例3-1 ケース表の例
SQL> select cust_id, cust_gender, cust_year_of_birth, cust_main_phone_number from sh.customers where cust_id < 11; CUST_ID CUST_GENDER CUST_YEAR_OF_BIRTH CUST_MAIN_PHONE_NUMBER ------- ----------- ---- ------------- ------------------------- 1 M 1946 127-379-8954 2 F 1957 680-327-1419 3 M 1939 115-509-3391 4 M 1934 577-104-2792 5 M 1969 563-667-7731 6 F 1925 682-732-7260 7 F 1986 648-272-6181 8 F 1964 234-693-8728 9 F 1936 697-702-2618 10 F 1947 601-207-4099
関連項目: