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Oracle® Database Heterogeneous Connectivityユーザーズ・ガイド
12cリリース1 (12.1)
E52376-02
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エージェント自動登録を使用した構成不一致の回避

HS構成データは、Oracleデータベース・サーバーのデータ・ディクショナリに格納されます。リモート・エージェントであるために別個に管理される場合があるので、ある状況下ではサーバーとエージェントの間で構成が一致しなくなる可能性があります。次に例を示します。

エージェント自動登録により、これらのすべての使用例で異機種間サービスを正常に操作できます。特に、エージェント自動登録により、Oracleデータベース・サーバーと異機種間サービス・エージェント(それぞれがリリース8.0.3以上の場合)の相互運用性が強化されます。この機能の基本的なメカニズムは、異機種間サービス構成データをエージェントからサーバーにアップロードする機能です。

自動登録により、Oracleデータベース・サーバーのデータ・ディクショナリに常駐する異機種間サービス構成データが自動的に更新されます。この更新により、エージェント自動登録のアップロードは、未登録エージェントを最初に使用するときに1回実行すればよいことになります。インスタンス情報は、サーバーのデータ・ディクショナリに格納されるのではなく、接続ごとにアップロードされます。