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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース4.2 for Oracle Database 12c
B71338-03
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12.4 アイテム属性がページ・レイアウトに与える影響

アイテムはHTMLフォームの一部であり、テキスト・フィールド、テキスト領域、パスワード、選択リスト、チェック・ボックスなどを示します。アイテム属性を変更することで、ページの外観を変更できます。たとえば、これらの属性は、ラベルの表示位置、アイテムの大きさおよびアイテムの表示位置(前のアイテムの横または下)に影響します。

アイテム属性を編集するには、次のステップを実行します。

  1. ページ定義にナビゲートします。「ページ定義へのアクセス」を参照してください。

  2. アイテムの属性ページにアクセスします。

    • ツリー・ビュー: アイテムを右クリックし、「編集」を選択します。

    • コンポーネント・ビュー: 「アイテム」で、アイテム名を選択します。


    ヒント:

    アイテム名をダブルクリックするか、または名前を選択して[Enter]キーを押すことでアイテムを編集することもできます。「ツリー・ビューでのページの編集」を参照してください。

    「ページ・アイテムの編集」ページが表示されます。

  3. 「アイテム」で、アイテム名をクリックします。

    「ページ・アイテムの編集」ページが表示されます。

表 12-3に、アイテム属性がページ・レイアウトに与える影響を示します。

表 12-3 ページ・レイアウトに影響を与えるアイテム属性

ヘッダー 属性 説明

ユーザー・インタフェース

順序

このコンポーネントの表示順序を指定します。これによって評価の順序が決まります。

ユーザー・インタフェース

リージョン

アイテムを表示するリージョンを定義します。すべてのアイテムは、リージョンに存在します。

ユーザー・インタフェース

テンプレート

アイテム・テンプレートを示します。アイテム・テンプレートを使用すると、中心部のユーザー・インタフェースの属性の定義、および多くのページ・アイテム間での定義の共有ができます。

グリッド・レイアウト

新規グリッドの開始

このページ・アイテムを新しいグリッドに表示するかまたは以前のページ・アイテムと同じグリッドに表示するかを決定します。

グリッド・レイアウト

新規行の開始

このページ・アイテムを以前のページ・アイテムまたはボタンと同じ行に表示するかまたは次の行に表示するかを決定します。

グリッド・レイアウト

ページ・アイテムを特定のグリッド列に表示するかどうかを決定します。「自動」を使用して、ページ・アイテムを表示する次の使用可能なグリッド列を自動的に決定します。

グリッド・レイアウト

列スパン

ページ・アイテムによって占有されるグリッド列数を決定します。「自動」を使用して、同じグリッド行のすべてのページ・アイテムおよびボタン内で使用可能なグリッド列を均等に配置します。

グリッド・レイアウト

行スパン

アイテムがHTML表内に配置されている場合、この属性は、ページ・アイテムが表示される表セルのROWSPAN属性に使用する値を決定します。

グリッド・レイアウト

列の属性

グリッド列に設定する追加属性を入力します。この値によって、グリッド・レイアウト列テンプレートの#ATTRIBUTES#置換プレースホルダが置き換えられます。

ラベル

ラベル

ページ・アイテムのフィールド・ラベルを識別します。ラベルは、アイテムが表示されている場合にのみページに表示されます。ラベルの位置合せに応じて、ラベルは、様々な表示でラベル固有のHTML表のセルに表示されます。"SHORTCUT_NAME"構文を使用して、アイテム・ラベルにショートカットを含めることができます。

ラベル

横/縦の位置合せ

ラベルの配置および縦横の位置合せを制御します。ラベルは、アイテムの上、下または左に表示できます。ラベルがフォーム要素の横に表示される場合、独自のHTML表のセルを占有します。ここで位置合せを変更することで、その表セル内のラベルの位置を制御します。

ラベル

HTML表のセル属性

このラベルを含むHTML表セルで使用する任意の追加属性を入力します。

要素

要素の前のテキスト

ラジオ・グループまたは一連のチェック・ボックスの個々のオプションの表示に使用されるHTML表セルに、追加の属性を指定します。HTML、JavaScriptおよびショートカットを含めることができます。次の置換文字列を参照できます。

  • #CURRENT_FORM_ELEMENT#: この要素の後のテキストが関連付けられるHTMLフォーム要素の名前を取得します。

  • #CURRENT_ITEM_NAME#: この要素の後のテキストが関連付けられるアイテムの名前を取得します。

要素

要素の後のテキスト

ラジオ・グループまたは一連のチェック・ボックスの個々のオプションの表示に使用されるHTML表セルに、追加の属性を指定します。HTML、JavaScriptおよびショートカットを含めることができます。次の置換文字列を参照できます。

  • #CURRENT_FORM_ELEMENT#: この要素の後のテキストが関連付けられるHTMLフォーム要素の名前を取得します。

  • #CURRENT_ITEM_NAME#: この要素の後のテキストが関連付けられるアイテムの名前を取得します。

条件

条件タイプと式

アイテムを表示するかどうかを決定する条件および適切な式を定義します。

関連項目: 「条件付きのレンダリングおよびプロセスの理解」

読取り専用の表示設定

読取り専用条件タイプ

アイテムを読取り専用で表示するかどうかを決定する条件および式を定義します。この属性を使用すると、一連のユーザーに対する特定のアイテムを更新可能として表示し、その同じアイテムを他のユーザーに対しては更新不可として表示します。この属性を使用すると、異なるユーザーのインタフェースに対して必要なコードの重複を減らすことができます。

アイテムのタイプに応じ、読取り専用アイテムはプレーン・テキストまたは入力不可フィールドとしてレンダリングされます。条件を選択しない場合、アイテムは通常どおりレンダリングされます。

注意: 条件タイプを「なし」に設定すると、アイテムは常に入力可能なフィールドとしてレンダリングされます。これは、リージョンまたはページ・レベルで定義した、読取り専用条件設定をすべて上書きします。