プライマリ・コンテンツに移動
Pro*C/C++プログラマーズ・ガイド
12c リリース1(12.1)
B71397-03
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

ディレクトリ構造

Oracleソフトウェアをインストールすると、ハード・ドライブ上にOracle製品のディレクトリ構造が作成されます。メインのOracleディレクトリには、Pro*C/C++の実行に必要なOracleサブディレクトリおよびファイルが含まれます。

Pro*C/C++をインストールすると、Oracle Universal InstallerによりORACLE_BASE\ORACLE_HOMEディレクトリに\precompというディレクトリが作成されます。このサブディレクトリには、表1-1に示したPro*C/C++の実行可能ファイル、ライブラリ・ファイルおよびサンプル・プログラム・ファイルが含まれています。

表1-1 precompディレクトリ構造

ディレクトリ名 目次

\admin

構成ファイル

\demo\proc

Pro*C/C++のサンプル・プログラム

\demo\sql

サンプル・プログラムのSQLスクリプト

\doc\proc

Pro*C/C++のreadmeファイル

\lib\msvc

Pro*C/C++のライブラリ・ファイル

\mesg

メッセージ・ファイル

\public

ヘッダー・ファイル

注意:

\precompディレクトリには、その他の製品(Pro*COBOLなど)用のファイルが含まれている可能性があります。

既知の問題、制限事項および対処方法

すべてのWindowsオペレーティング・システムでは、ファイル名やディレクトリ名での空白の使用が認められますが、Oracle Pro*C/C++およびOracle Pro*COBOLプリコンパイラでは、ファイル名またはディレクトリ名に空白が含まれているファイルはプリコンパイルされません。たとえば、次のような書式は使用しないでください。

  • proc iname=test one.pc

  • proc iname=d:\dir1\second dir\sample1.pc