用途
後続の実行SQL文で指定のSQLLIBランタイム・コンテキストを使用するようにプリコンパイラに指示します。
前提条件
CONTEXT USEディレクティブによって指定されたランタイム・コンテキストは、事前に宣言されている必要があります。
構文
キーワードおよびパラメータ
キーワードおよびパラメータ | 説明 |
---|---|
context |
後続の実行SQL文によって使用される、割当て済ランタイム・コンテキストです。たとえば、使用するコンテキストをソース・コードに指定した後(複数のコンテキストを割り当てることができます)、Oracleサーバーに接続し、コンテキストのスコープ内でデータベースを操作できます。DEFAULTは作業したグローバル・コンテキストが使用されることを示します。 |
DEFAULT |
グローバル・コンテキストが使用されることを示します。 |
使用上の注意
この文はEXEC SQL INCLUDEやEXEC ORACLE OPTIONなどの宣言文では無効です。この文は、EXEC SQL WHENEVERディレクティブと同様に、指定したソース・ファイル内でこのディレクティブの後に続くすべての実行SQL文に影響し、C言語の標準のスコープ規則には従いません。
この文の詳細は、OCIリリース8のSQLLIB拡張相互運用性を参照してください。
例
この例では、Pro*C/C++の埋込みSQLプログラムでCONTEXT USEディレクティブを使用する方法を示します。
EXEC SQL CONTEXT USE :ctx1;
関連項目