この項では、Oracle Enterprise Managerによって、Oracle ASMを使用するようにデータベース記憶域を移行する方法について説明します。
Oracle ASMに移行するには次の手順を実行します。
データベースのログイン資格証明を要求された場合は、ユーザーSYS、およびインストール時にOracle Databaseインスタンスに設定したSYSパスワードを入力し、SYSDBAとして接続します。
SYS
Oracle ASMのログイン資格証明を要求された場合は、ユーザーSYS、およびインストール時にOracle ASMインスタンスに設定したSYSパスワードを入力し、SYSASMとして接続します。認証の詳細は、「Oracle ASMインスタンスにアクセスするための認証」を参照してください。
ARCHIVELOG
さらに、Oracle Enterprise Managerが一時停止を通知するメッセージの送信先の電子メール・アドレスを入力できます。このページでは、デフォルトで「リカバリ関連ファイル」オプションが選択されています。このオプションを使用しない場合は選択を解除します。初期化パラメータ・ファイルのエントリも確認します。最後に「ファイルのコピー操作の並列化」オプションがデフォルトで選択されています。Oracle Enterprise Managerでコピー操作の並列化を行わない場合はこの選択を解除します。このページの選択を完了して「次へ」 をクリックすると、「データベースのASMへの移行: ディスク・グループ・オプションページ」が表示されます。
注意:
移行ジョブが失敗すると、リカバリ操作が完了するまでデータベースを起動できません。起動した場合、データベースが破損する可能性があります。
移行ジョブが完了しても、Oracle Enterprise Managerのページ上のOracle ASMのリンクはすぐに表示されません。次のリフレッシュの後にリンクが表示されるまで待つ必要があります。