Oracle Enterprise Managerには、Oracle ASMアラートおよびインシデントを監視するためのサポート・ワークベンチが用意されています。
サポート・ワークベンチにアクセスするには、ページ上部にある「自動ストレージ管理」ターゲット・メニューで「診断」 > 「サポート・ワークベンチ」を選択します。
図7-13に、「問題」タブが表示されたOracle ASMの「サポート・ワークベンチ」ページを示します。このタブでは、現在および過去の問題に関する情報を表示できます。このページには、詳細を表示したり、Oracleサポート・サービスに送信できるパッケージを作成するためのオプションがあります。
図7-13 Oracle Automatic Storage Managementの「サポート・ワークベンチ」の「問題」
サポート・ワークベンチにより、次のようにパッケージ・プロセスが進行します。
パッケージを作成するには、「サポート・ワークベンチ」の「問題」ページでインシデントを選択して「パッケージ」をクリックします。ウィザードの「サポート・ワークベンチ」のパッケージング・モードの選択ページが表示されます。
パッケージング・モードの選択ページで、「クイック」または「カスタム」パッケージング・モードを選択します。
ウィザードで「次へ」をクリックしていくと、選択したパッケージング・モードに応じて様々な入力フィールドやオプションが表示されます。
ウィザードの次の一連の手順を使用して、パッケージ処理を行うことができます。
パッケージの内容の表示および編集
パッケージのマニフェストの表示および編集
追加の診断詳細の追加
パッケージの生成およびアップロードのスケジュール
図7-14に示す「サポート・ワークベンチ」の「パッケージ」タブで、問題に対して作成されたパッケージに関する情報を表示および編集できます。「サポート・ワークベンチ」の「チェッカ結果」タブで結果をチェックできます。
図7-14 Oracle Automatic Storage Managementの「サポート・ワークベンチ」の「パッケージ」
関連項目:
Oracle Enterprise Managerサポート・ワークベンチを使用した問題の表示の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。