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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ディスク・グループ内のディスクのサイズ変更

ALTER DISKGROUPRESIZE句を使用すると、ディスク・グループ内のディスクのサイズを変更できます。ディスク・グループ内のすべてのディスクを同じサイズにする必要があります。

SIZE句で新しいサイズを指定しない場合、Oracle ASMではオペレーティング・システムから戻されるディスクのサイズが使用されます。新しいサイズはOracle ASMディスク・ヘッダーに書き込まれ、サイズが大きくなっている場合、新しい領域の割当てが即時に可能になります。サイズが小さくなっている場合、リバランスにより、新しいサイズ制限を超えるファイル・エクステントが制限未満の使用可能領域に再配置される必要があります。リバランス操作によってすべてのエクステントを正常に再配置できる場合、新しいサイズが確定されます。正常に再配置できない場合、リバランスは失敗します。

次の例では、ディスク・グループdata1内のすべてのディスクのサイズを変更します。新しいサイズがディスク容量を超えている場合、この文は失敗します。

例4-7 ディスク・グループ内のディスクのサイズ変更

ALTER DISKGROUP data1 RESIZE ALL SIZE 100G;