ファイル・マッピングを有効化するには、FILE_MAPPING初期化パラメータをTRUEに設定します。このパラメータを設定するためにデータベース・インスタンスを停止する必要はありません。パラメータは、次のALTER SYSTEM文を使用して設定できます。
SQL> ALTER SYSTEM SET FILE_MAPPING=TRUE;
適切なDBMS_STORAGE_MAPマッピング・プロシージャを実行します。
コールド・スタートの使用例では、Oracle Databaseが起動したのみで、まだマッピング操作は起動されていません。DBMS_STORAGE_MAP.MAP_ALLプロシージャを実行して、データベースに関連するI/Oサブシステム全体のマッピング情報を作成できます。
たとえば、次のコマンドでは、マッピング情報が作成され、10000のエクステントが提供されます。
SQL> EXECUTE DBMS_STORAGE_MAP.MAP_ALL(10000);
ウォーム・スタートの使用例では、マッピング情報はすでに作成されており、DBMS_STORAGE_MAP.MAP_SAVEプロシージャを起動してマッピング情報をデータ・ディクショナリに保存するかどうかをオプションで選択できます。
このプロシージャは、デフォルトでDBMS_STORAGE_MAP.MAP_ALL()内で起動します。これにより、SGA内のすべてのマッピング情報がディスクに強制的にフラッシュされます。DBMS_STORAGE_MAP.MAP_SAVEプロシージャは、デフォルトでDBMS_STORAGE_MAP.MAP_ALL()内で起動します。
データベースの再起動後に、DBMS_STORAGE_MAP.RESTORE()を使用してマッピング情報をSGAにリストアします。必要な場合は、DBMS_STORAGE_MAP.MAP_ALL()をコールしてマッピング情報をリフレッシュできます。