目的
指定したシステム生成のファイル名のエイリアスを作成します。
構文および説明
mkalias file alias
表10-37に、mkaliasコマンドの構文オプションを示します。
表10-37 mkaliasコマンドのオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
|
システム生成のファイル名。 |
|
ファイル名のエイリアス。 |
aliasは、システム生成のファイルと同じディスク・グループに存在する必要があります。Oracle ASMファイルごとに作成できるエイリアスは、1つのみです。
例
次の例では、完全修飾ファイル名+data/orcl/DATAFILE/SYSAUX.257.721811945に対してsysaux.fエイリアスを作成します。mkaliasコマンドに続いてls --absolutepathを実行し、結果をチェックします。
例10-46 ASMCMD mkaliasコマンドの使用方法
ASMCMD [+data/orcl/datafile] > mkalias SYSAUX.257.721811945 sysaux.f ASMCMD [+data/orcl/datafile] > ls --absolutepath none => EXAMPLE.265.721812093 +DATA/ORCL/DATAFILE/sysaux.f => SYSAUX.257.721811945 none => SYSTEM.256.721811945 none => UNDOTBS1.258.721811945 none => USERS.259.721811947 sysaux.f