目的
advmutil
dismount
コマンドは、Oracle ACFSではないファイルシステムのOracle ADVMボリューム・デバイスをディスマウントします。
構文および説明
advmutil dismount [/unregister] {drive_letter | dir} advmutil dismount [/unregister] [/all | /dg=disk_group]
表16-22に、Windowsのadvmutil
dismount
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表16-22 advmutil dismountコマンドのオプション
オプション | 説明 |
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ディスマウントするドライブ文字を指定します。 |
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マウント・ポイントのディレクトリ(ドライブ文字を含む)を指定します。 |
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このノード上のすべてのファイルシステムをディスマウントすることを指定します。 |
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必要に応じて、システム・レジストリからOracle ADVMボリューム・デバイスとそのドライブ文字を登録解除します。Oracle ASMインスタンスおよびOracle ACFSの起動時に、登録解除されたドライブ文字およびOracle ADVMボリューム・シンボリック・リンクは作成されません。 |
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ドライブ文字を作成し、場合によってはファイルシステムをマウントまたはディスマウントするための、登録済Oracle ADVMボリューム・デバイスを含むディスク・グループの任意の名前。 |
注意:
NTFSでOracle ADVMボリューム・デバイスをフォーマットするには、ドライブ文字にマウントする必要があります。フォーマット後、NTFSではOracle ADVMボリューム・デバイスをドライブ文字またはディレクトリのいずれにもマウントできます。
このコマンドを正常に実行するには、ローカルOracle ASMインスタンスが実行中で、このコマンドに必要なディスク・グループがそのOracle ASMインスタンスに作成され、マウントされており、ボリュームが有効であることが必要です。
例
次の例は、Oracle ACFSではないファイルシステムをディスマウントする方法を示しています。
1つ目の例は、Oracle ADVMボリューム・デバイスのドライブ文字を削除してファイルシステムにアクセスできないようにする方法を示しています。
2つ目の例は、Oracle ADVMボリューム・デバイスのドライブ文字を削除してファイルシステムにアクセスできないようにし、レジストリから削除する方法を示しています。
3つ目の例は、すべての登録済Oracle ADVMボリューム・デバイスのドライブ文字を削除して、すべてのファイルシステムにアクセスできないようにする方法を示しています。
4つ目の例は、特定のOracle ASMディスク・グループにあるすべての登録済Oracle ADVMボリューム・デバイスのドライブ文字を削除して、すべての関連ファイルシステムにアクセスできないようにする方法を示しています。
例16-18 advmutil dismountコマンドの使用方法
C:\> advmutil dismount H: C:\> advmutil dismount H: /unregister C:\> advmutil dismount /all C:\> advmutil dismount /dg=data