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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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srvctl start asm

Oracle ASMインスタンスを起動します。

注意:

Oracle Database 12cインストールでOracle ASMを管理するには、クラスタのOracle Grid Infrastructureホーム(Gridホーム)にあるSRVCTLバイナリを使用します。Oracle RACまたはOracle Databaseがすでにインストールされている場合、データベース・ホームでSRVCTLバイナリを使用してOracle ASMを管理することはできません。

構文およびパラメータ

srvctl start asmコマンドは、次の構文で使用します。

srvctl start asm [-proxy] [-node node_name [-startoption start_options]]

表A-150 srvctl start asmのパラメータ

パラメータ 説明
-proxy

プロキシOracle ASMインスタンスを起動します。

-node node_name

ノード名

注意: このパラメータは、Oracle Clusterwareでのみ使用できます。

-startoption start_options

起動コマンドのオプション(OPENMOUNTNOMOUNTなど)

注意: 起動オプションに複数の語を指定する場合(read onlyread writeなど)、語をスペースで区切り、二重引用符("")で囲みます。たとえば"read only"とします。

関連項目: 起動オプションの詳細は、『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』を参照してください。

次のコマンド例は、クラスタのシングル・ノードでASMインスタンスを起動します。

$ srvctl start asm -node crmnode1

次の例は、クラスタまたは非クラスタ・データベースのすべてのノードでOracle ASMインスタンスを起動します。

$ srvctl start asm