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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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バックアップ・コマンドとリストア・コマンドのオートロケーション

RMANは、バックアップまたはリストアが必要なすべてのファイルのオートロケーションを自動的に実行します。非クラスタ・ファイル・システムのローカル・アーカイブ・スキームを使用している場合、各ノードが読み取ることができるのは、そのノードのインスタンスによって生成されたアーカイブREDOログのみです。RMANは、アーカイブREDOログを読み取れない場合、チャネルでのログのバックアップを試行しません。

リストアの操作時に、RMANはバックアップのオートロケーションを自動的に実行します。ノードにバックアップされたファイルのリストアが試行されるのは、特定のノードに接続されているチャネルのみです。たとえば、ログ順序番号1001はnode1に連結されているドライブにバックアップされ、ログ1002はnode2に連結されているドライブにバックアップされるとします。各ノードに接続するチャネルを割り当てる場合、node1に接続されたチャネルは(ログ1002ではなく)ログ1001をリストアでき、node2に接続されたチャネルは(ログ1001ではなく)ログ1002をリストアできます。