RMANは、バックアップまたはリストアが必要なすべてのファイルのオートロケーションを自動的に実行します。非クラスタ・ファイル・システムのローカル・アーカイブ・スキームを使用している場合、各ノードが読み取ることができるのは、そのノードのインスタンスによって生成されたアーカイブREDOログのみです。RMANは、アーカイブREDOログを読み取れない場合、チャネルでのログのバックアップを試行しません。
リストアの操作時に、RMANはバックアップのオートロケーションを自動的に実行します。ノードにバックアップされたファイルのリストアが試行されるのは、特定のノードに接続されているチャネルのみです。たとえば、ログ順序番号1001はnode1
に連結されているドライブにバックアップされ、ログ1002はnode2
に連結されているドライブにバックアップされるとします。各ノードに接続するチャネルを割り当てる場合、node1
に接続されたチャネルは(ログ1002ではなく)ログ1001をリストアでき、node2
に接続されたチャネルは(ログ1001ではなく)ログ1002をリストアできます。