「RMANを使用したクラスタ・インスタンスへのチャネル接続」の説明に従って自動チャネルを構成した場合、次の例を使用してn
回バックアップしたアーカイブ・ログを削除できます。デバイス・タイプは、DISK
またはSBT
になります。
DELETE ARCHIVELOG ALL BACKED UP n TIMES TO DEVICE TYPE device_type;
少なくとも1つの割り当てられたチャネルからアーカイブ・ログにアクセス可能であれば、削除操作中、RMANはそのチャネル上の特定のログの削除を自動的にスケジュールします。ローカル・アーカイブ・スキームの場合、アーカイブ・ログを削除できる1つ以上のチャネルが割り当てられている必要があります。クラスタ・ファイル・システムのアーカイブ・スキームでは、すべてのノードが同じクラスタ・ファイル・システムのアーカイブ・ログに記録する場合、割り当てられた任意のチャネルからアーカイブ・ログを削除できます。
自動チャネルを構成していない場合、次のようにメンテナンス・チャネルを手動で割り当てて、アーカイブ・ログを削除できます。
ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK CONNECT 'SYS/oracle@node1'; ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK CONNECT 'SYS/oracle@node2'; ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK CONNECT 'SYS/oracle@node3'; DELETE ARCHIVELOG ALL BACKED UP n TIMES TO DEVICE TYPE device_type;