一部のクラスタ・データベース構成では、クラスタの一部のノードは、他のデータファイルに対するアクセスよりもより高速に特定のデータファイルにアクセスします。RMANはこの状況を自動的に検出し、これはノード・アフィニティの認識と呼ばれます。特定のデータファイルのバックアップに使用するチャネルを決定する際に、RMANは、バックアップするデータファイルに高速にアクセスするノードを優先します。たとえば、3ノードのクラスタがあり、node1
がデータファイル7、8および9に対して他のノードより高速に読取りおよび書込みアクセスを行う場合、node1
はnode2
およびnode3
に比べて、これらのファイルに対するノード・アフィニティが高いと言えます。