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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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srvctl modify filesystem

ファイル・システム・リソースの構成を変更します。

注意:

このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。

構文およびパラメータ

srvctl modify filesystemコマンドは、次の構文で使用します。

srvctl modify filesystem -device volume_device -user user_name
    [-path mountpoint_path] [-node node_list | -serverpool
    server_pool_list] [-fsoptions options] [-description description]
    [-autostart {ALWAYS | NEVER | RESTORE}]

表A-78 srvctl modify filesystemのパラメータ

パラメータ 説明
-device volume_device

変更するファイル・システム・ボリューム・デバイスへのパスを指定します。

-user user_name

ファイル・システムのマウントおよびアンマウントが許可されたユーザーの名前。このパラメータを指定しない場合、SRVCTLでは、デフォルトでコマンドの実行ユーザーになります。

-path mountpoint_path

マウント・ポイントのパスを指定します。

-node node_list |
 -serverpool server_pool_list

ファイル・システム・デバイスをマウントするノードまたはサーバー・プールのカンマ区切りリストを指定します。

-fsoptions options

ファイル・システム・マウント・オプションのカンマ区切りリストを指定します。

-description description

ファイル・システムの説明を指定します。

-autostart {ALWAYS | NEVER |
 RESTORE}

ファイル・システム・リソースの自動起動ポリシーを指定します。

  • ALWAYS: 常にファイル・システム・リソースが自動的に開始されます。
  • ALWAYS: ファイル・システム・リソースは自動的に開始されません。
  • RESTORE: ファイル・システムは、最後の状態にリストアされます。このオプションがデフォルトです。

使用上の注意

  • LinuxおよびUNIXプラットフォームで、rootユーザーとしてこのコマンドを実行する必要があります。

  • ファイル・システム・リソースに対してオンライン変更を実行した場合、次にリソースを起動または再起動した後でのみ変更は有効になります。

次の例は、RACVOL1ボリュームについて許可されたユーザーをsysadに変更します。

# srvctl modify filesystem -device /dev/asm/racvol1 -user sysad