プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

Oracle RACのアーカイブREDOログ・ファイルの表記規則

アーカイブREDOログの構成では、LOG_ARCHIVE_FORMATパラメータでアーカイブREDOログを一意に識別します。このパラメータのフォーマットは、オペレーティング・システム固有で、テキスト文字列、1つ以上の変数およびファイル名拡張子を指定できます。

表6-1 アーカイブREDOログ・ファイル名のフォーマット・パラメータ

パラメータ 説明

%r

埋込みなしのリセットログ識別子

log_1_62_23452345

%R

左端に0が埋め込まれたリセットログ識別子

log_1_62_0023452345

%s

埋込みなしのログ順序番号

log_251

%S

左端に0が埋め込まれたログ順序番号

log_0000000251

%t

埋込みなしのスレッド番号

log_1

%T

左端に0が埋め込まれたスレッド番号

log_0001

アーカイブREDOログのすべてのファイル名形式パラメータは、大/小文字のいずれも、Oracle RACに必須です。これらのパラメータによって、Oracle Databaseは、すべてのインカネーションのアーカイブ・ログに対して一意の名前を作成できます。この要件は、COMPATIBLEパラメータが10.0以上に設定されている場合に適用されます。

%Rまたは%rパラメータを使用してリセットログ識別子を含め、以前のインカネーションでログが上書きされないようにします。ログのフォーマットを指定しない場合、デフォルトでオペレーティング・システム固有のフォーマットが使用され、%t%sおよび%rが含まれます。

たとえば、REDOスレッド番号1に対応付けられたインスタンスによって、LOG_ARCHIVE_FORMATlog_%t_%s_%r.arcに設定されると、そのアーカイブREDOログ・ファイル名は次のようになります。

log_1_1000_23435343.arc
log_1_1001_23452345.arc
log_1_1002_23452345.arc
...

関連項目:

アーカイブREDOログ・ファイル名のフォーマットとアーカイブ先の指定については、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。デフォルトのログ・アーカイブのフォーマットとアーカイブ先については、プラットフォーム固有のOracle Databaseマニュアルを参照してください。