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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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インスタンスへのSQL*Plusコマンドの適用方法

ほとんどのSQL文は、現行のインスタンスに適用されます。Oracle RACデータベースでのインスタンスの起動と停止に、SQL*Plusを使用できます。SQL*Plusコマンドを、LinuxおよびUNIXシステムのrootとして、またはWindowsシステムのAdministratorとして実行する必要はありません。非クラスタのOracle Databaseで通常使用する権限を持つ適切なデータベース・アカウントのみが必要です。SQL*Plusコマンドのインスタンスへの適用方法の例を示します。

表3-1に、SQL*Plusコマンドのインスタンスへの適用方法を示します。

表3-1 インスタンスへのSQL*Plusコマンドの適用方法

SQL*Plusコマンド 関連するインスタンス
ARCHIVE LOG

常に現行のインスタンスに対して適用されます。

CONNECT

CONNECTコマンドにインスタンスが指定されていない場合は、デフォルト・インスタンスに適用されます。

HOST

現行のインスタンスおよびデフォルト・インスタンスの位置に関係なく、SQL*Plusセッションを実行しているノードに適用されます。

RECOVER

特定のインスタンスではなく、データベースに適用されます。

SHOW INSTANCE

現行のインスタンスに関する情報を表示します。リモート・インスタンスにコマンドをリダイレクトしている場合、現行のインスタンスはデフォルトのローカル・インスタンスではない場合があります。

SHOW PARAMETER

および

SHOW SGA

現行のインスタンスからパラメータおよびSGA情報を表示します。

STARTUP

および

SHUTDOWN

常に現行のインスタンスに対して適用されます。権限付きのSQL*Plusコマンドです。