この章では、インスタンス・リカバリおよびRecovery Manager (RMAN)を使用したOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースのバックアップおよびリストアの方法について説明します。また、Oracle RACインスタンス・リカバリ、パラレル・バックアップ、SQL*Plusを使用したリカバリ、およびOracle RACでの高速リカバリ領域の使用についても説明します。内容は次のとおりです。
注意:
Oracle RAC環境でのリストアおよびリカバリでは、リカバリを実行するインスタンスを、すべてのデータ・ファイルをリストアする唯一のインスタンスとしても構成する必要はありません。Oracle RACでは、クラスタのすべてのノードからデータ・ファイルにアクセスできるため、すべてのノードでアーカイブREDOログ・ファイルをリストアできます。
関連項目:
Oracle Cluster Registry(OCR)などのOracle Clusterwareコンポーネントおよび投票ディスクのバックアップおよびリストアについては、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。