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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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Oracle RACインスタンスでプライベート・ネットワークが使用されているかどうかの判別方法

この項では、Oracle RACインスタンスでプライベート・ネットワークが使用されているかどうかを手動で判別する方法について説明します。ただし、このタスクを実行する場合は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)を使用してインターコネクトを確認することをお薦めします。また、Oracle Enterprise Managerを使用したOracle RACの監視の詳細は、『Oracle Database 2日でReal Application Clustersガイド』を参照してください。

ほとんどのネットワーク・プロトコルで、oradebug ipcコマンドを発行し、データベースで使用されているインターコネクトを確認できます。次に例を示します。

oradebug setmypid
oradebug ipc

これらのコマンドは、DIAGNOSTIC_DEST初期化パラメータによって指定された場所にトレース・ファイルをダンプします。出力は次のようになる場合があります。

SSKGXPT 0x1a2932c flags SSKGXPT_READPENDING     info for network 0
        socket no 10    IP 172.16.193.1         UDP 43749
        sflags SSKGXPT_WRITESSKGXPT_UP  info for network 1
        socket no 0     IP 0.0.0.0      UDP 0...

この例では、データベースがユーザー・データグラム・プロトコル(UDP)プロトコルでIP 172.16.193.1を使用していることを確認できます。oradebug tracefile_nameコマンドを発行して、出力が書き込まれるトレースの場所を出力することもできます。

また、V$CLUSTER_INTERCONNECTSビューを問い合せて、プライベート・インターコネクトに関する情報を確認できます。次に例を示します。

SQL> SELECT * FROM V$CLUSTER_INTERCONNECTS;

NAME  IP_ADDRESS          IS_  SOURCE
----- -------------------------- ---  -------------------------------
eth0  138.2.236.114         NO  Oracle Cluster Repository