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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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srvctl add srvpool

Oracle Databaseをホストするように構成されているサーバー・プールをクラスタに追加します。

注意:

このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。

構文およびパラメータ

srvctl add srvpoolコマンドは、次の構文で使用します。

srvctl add srvpool -serverpool server_pool_name [-eval] 
    [-importance importance] [-min min_size] [-max max_size] 
    [-servers "node_list" | -category server_category] [-force] [-verbose]

表A-19 srvctl add srvpoolのパラメータ

パラメータ 説明
-serverpool server_pool_name

サーバー・プールの名前。

-eval

このパラメータを使用すると、コマンドがシステムに及ぼす影響を仮定的に評価できます。

-importance importance

サーバー・プールの重要度(デフォルト値は0です)。

-min min_size

サーバー・プールの最小サイズ(デフォルト値は0です)。

-max max_size

サーバー・プールの最大サイズ。デフォルト値は-1であり、これは、サイズが無制限であることを意味します。

-servers "node_list"

二重引用符("")で囲まれた候補ノード名のカンマ区切りリスト。サーバー・プールには候補リストのノードのみが含まれますが、候補リストのすべてのノードがサーバー・プールに含まれるとはかぎりません。

注意: Oracle Database 12cでは、-categoryパラメータの値に従って、サーバーがサーバー・プールに割り当てられます。

-category server_category

サーバー・プールに対して使用するサーバー・カテゴリ(""は空のカテゴリ値を表します)。ora.hub.categoryhubora.leaf.categoryleafを使用できます。または固有のカテゴリを定義できます。デフォルトはora.hub.categoryです。

-force

他のサーバー・プールのリソースを停止する必要がある場合でも、サーバー・プールを追加します。

-verbose

冗長出力を表示します。

使用上の注意

SRVCTLは、サーバー・プールの名前にora.を付加します。

次に、このコマンドの例を示します。

$ srvctl add srvpool -serverpool SP1 -importance 1 -min 3 -max 7