プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

srvctl import gns

srvctl import gnsコマンドでは、Syntax and Parametersコマンドの実行時に作成するファイルからデータをインポートします。このコマンドは、GNSを別のサーバー・クラスタに配置する場合に使用します。

GNSデータをインポートすると、SRVCTLによって資格証明が格納され、レコード・データがOCRに配置されます。インポート・プロシージャの実行中に別のGNSインスタンスが実行されていたり、別のインスタンスのデータが見つかった場合は、エラーが発生します。

また、このコマンドを実行すると、実行したクラスタがサーバー・クラスタとなります。

注意:

このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。

構文およびパラメータ

srvctl import gnsコマンドは、次の構文で使用します。

srvctl import gns -instance path_to_file

GNSデータのエクスポート先ファイルの完全修飾ファイル名を指定します。

使用上の注意

  • このコマンドは、LinuxおよびUNIXプラットフォームではrootとして実行し、Windowsプラットフォームでは管理者ユーザーとして実行する必要があります。

  • GNSデータのエクスポート先ファイルを、そのファイルを作成した場所から、サーバー・クラスタとするクラスタ内のノードに手動でコピーする必要があります。

  • このコマンドは、マルチクラスタ・サーバーでのみ実行できます。

次のコマンドでは、GNSデータをgns.txtというファイルからインポートします。

# srvctl import gns -instance /temp/gnsdata/gns.txt